株式会社 川崎技研｜一般廃棄物処理施設等のプラント設計・施工

ストーカ直結溶融システムとは、ストーカ式焼却炉に酸素式灰溶融炉を直結したシンプルな構造のシステムです。別の施設として建設する焼却灰溶融炉で溶融固化する方式と比較して焼却炉から直接灰溶融炉に落とすことで連続的に溶融固化することが可能です。

 

既存の排ガス処理設備を共有することができ、溶融のための運転スタッフの増員も必要ありません。焼却灰の残熱を利用すると共に連続的に溶融固化するため、安全・安定稼働はもとよりエネルギー効率に優れ、ランニングコストの大幅な低減を実現した画期的なシステムです。また、既存のストーカ式焼却炉への溶融炉の追加設置も可能です。

 

溶融炉からの排ガスはストーカ炉の排ガスと混合され、ダイオキシン類を含め、公害防止対策に対し最新かつ最適なシステムを御提案します。また、高濃度酸素を効率良く利用する事によって1,650℃以上での高温溶融が可能となり、重金属量が少なく、高品質な良質のスラグを連続して排出できます。