事業・製品紹介
ガス化溶融施設 シャフト炉式(CEAS)
CEAS(Co-Existing Ace System)とは酸素式ガス化溶融炉のことで、高濃度酸素を用いた直接溶融方式のシャフト炉設備です。ごみを高カロリーの可燃性ガスとチャー(可燃性ダスト)に熱分解し、チャーと高濃度酸素を反応させることでチャーの灰分を一気に溶融させます。
◎溶融スラグ
コンクリート骨材や路盤材、景観素材や埋設配管等の埋め戻し材として様々な利用がされている溶融スラグ。CEASから排出されるスラグは高温溶融により重金属量が少なく、高品質・高強度であり、JIS認証(JIS A5031・5032)の取得が可能です。
◎CO2排出量・ランニングコストの低減
高濃度酸素を使用することでコークス等の溶融助剤が不要であり、外部燃料の使用量と発電による買電の極小化によりCO2排出量を削減します。また、ごみ由来のカロリーのみで溶融することができ、チャー燃料化システムにより外部燃料の使用量を抑え、ランニングコストを低減します。